AirPods Pro 2に“オールインワン”の聴覚サポート機能が今秋アップデートで追加

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ハマユウです。めちゃくちゃに嬉しいアップデートがあったので紹介しますね!Appleは、人気の完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」(第2世代 AirPods Pro)に新たな聴覚サポート機能を今秋のアップデートで追加すると発表しました。この新機能は、すでに提供されている「大きな音の低減」機能に加え、「ヒアリングチェック機能」と「ヒアリング補助機能」を追加し、聴覚の健康をトータルでサポートするものです。Appleはこの取り組みを「予防」「認知」「補助」という3つの柱で聴覚をサポートするオールインワンの体験とし、世界初のエンドツーエンドの聴覚ケアを提供するとアピールしています。

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ヒアリングチェック機能

「ヒアリングチェック機能」は、純音聴力検査と呼ばれる臨床的アプローチを用いて、ユーザーの聴力を数分間でチェックすることができます。検査後、結果はAirPods Proのパーソナルプロファイルとして表示され、さらにヘルスケアアプリに保存されます。このデータは、医療機関と共有でき、専門家との相談にも役立つとのこと。聴力状態を簡単に確認できるこの機能は、早期の聴覚ケアにも大きな役割を果たすでしょう。

ヒアリング補助機能

「ヒアリング補助機能」では、先ほどのヒアリングチェック機能を活用し、ユーザーの聴力に合わせた音量や音質をリアルタイムで自動調整します。これにより、周囲の音が増幅され、AirPods Proが補聴器のように機能します。Appleは、「AirPods Proを臨床レベルの補聴器にシームレスに変える」と述べており、軽度の難聴を持つユーザーにとって大きな助けとなることでしょう。

さらに、ヒアリング補助機能は、ユーザーのパーソナルプロファイルがすべてのAppleデバイスに適用されるため、デバイスごとに設定を行う必要がなく、スムーズに使用可能です。加えて、専門家が作成したオージオグラムを用いて、より精度の高い補聴調整も行えるとのこと。これにより、音楽や映画、ゲーム、通話などあらゆるメディア体験が、個々の聴力に応じて最適化されます。

新機能「メディアアシスト」

もうひとつの注目ポイントは、新たに搭載される「メディアアシスト」機能です。この機能では、通話中や音楽再生時に、特定の楽器や会話の音量を個別に調整できるようになります。これにより、よりクリアなコミュニケーションや、音楽の微細なニュアンスを楽しむことができるようになるでしょう。

進化した「大きな音の低減」機能

既存の「大きな音の低減」機能も引き続き強化されています。H2チップによって、大きな断続的な雑音を毎秒48,000回のスピードでアクティブに低減。デフォルトで外部音取り込みや適応型オーディオリスニングモードがオンになっており、パッシブな防音とアクティブなノイズキャンセリングの両方を組み合わせた高度なノイズリダクションが提供されます。

まとめ

今秋にアップデートされる「AirPods Pro 2」は、聴覚に関する機能がさらに充実します。ヒアリングチェック機能とヒアリング補助機能が加わることで、個々の聴力に合わせたパーソナライズされた聴覚体験を提供するだけでなく、軽度の聴覚障害を持つユーザーにも大きなサポートを提供します。さらに、メディアアシスト機能や大きな音の低減機能によって、音楽や通話の体験もより快適になるでしょう。

これらの機能は、米国、ドイツ、日本を含む100カ国以上で今秋提供開始予定。AirPods Pro 2が、日常のリスニング体験をさらに豊かにすること間違いありません。

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